電気さくのしくみ
動物がプラス(+)の電気が流れているさく線に触れたときに、体の中を通って地面のマイナス(-)に電気が流れ、この瞬間に強烈な電気ショックを感じます
アースは電気さくの要(かなめ)です
電気さくの衝撃電流を循環させるためには、アースの設置はとても重要です
アースが設置されていなかったり、アース不良の状態では電気が循環できないため、せっかくの電気さくの効果が十分に発揮できません
動物に確実に電気ショックを与えるためにも、アースは必ず、正しく設置をしてください
アース不良に注意!
長年使用しているとアース棒や線の劣化などでアース不良になる場合があります
アース不良の状態は、電気さくの効果が低減したりなくなったりするだけでなく、電気さく本器の故障の原因にもなりますので、時々点検をしてください
電気さくのメリット
1 電気さくは心理柵
電気さくの衝撃電流は、人が触れても無害・安全で静電気のような痛みです
ですが、動物が触れると強烈な電気ショックを感じます
電気ショックの痛みを知った動物は、電気さく(さく線)が危険なものだと学習し近づかなくなります
動物に電気ショックと同時に「怖い」という心理的な効果を与えるため、
電気さくは 『心理柵』 とも言われます
2 電気さくは設置が簡単
電気さくの資材は、ワイヤーメッシュなど金属製の柵に比べて、軽量・コンパクトで簡単に設置ができます
設置手順や電気さく本器の操作もシンプルなので、初めての方も安心です
設置に資格なども必要がありません
動物にもケガをさせることなく追い払いができるので、安心してお使いいただけます